- 関係代名詞 what の基本用法
- 差がつく!重要識別ポイント
- 実戦演習問題
- 解答と構造解説&講義注釈
1. 関係代名詞 what の基本用法
関係代名詞 what は the thing(s) which に相当する表現で、「…すること[もの]」という意味になる。先行詞なしで使うことに注意。
- what は、what が導く名詞節(=what節)内で主語、補語、他動詞の目的語、前置詞の目的語となる。
- what が導く名詞節は、文全体の中で主語、補語、他動詞の目的語、前置詞の目的語となる。what節が主語になる場合は三人称単数扱いをするのが原則。
例:What she achieved in just three years surprised everyone in the company. (彼女がわずか3年で成し遂げたことは、会社中の誰をも驚かせた) → What she achieved in just three years が文全体の主語(三人称単数扱い)。what節内では achieved の目的語になっている。
*注意:(節内でのwhatの働き) と (文全体でのwhat節の働き) の両方を常にきちんと考えること。
2. 差がつく!重要識別ポイント
① what節が主語になるときの動詞の一致 what節全体を1つのまとまり(単数)として扱うため、動詞は三人称単数形になる。
② which との違い which は先行詞を必要とする関係代名詞(先行詞+which+不完全文)。what は先行詞を必要としない(=the thing(s) whichの意味をすでに含んでいる)ため、(×) the thing what のように先行詞と一緒に使うことはできない。
3. 実戦演習問題
【問題1】 ( ) makes this restaurant special is the chef’s attention to every small detail. ① That ② Which ③ What ④ Whom
【問題2】 You should focus on ( ) really matters instead of worrying about minor mistakes. ① that ② which ③ what ④ whose
【問題3】 ( ) he wrote in his final report was completely different from what he had said in the meeting. ① That ② What ③ Which ④ Whom
4. 解答と構造解説&講義注釈
【問題1】解答:③ What 文全体の主語となる名詞節を作る。先行詞がないため that や which ではなく what が正解。makes と三人称単数形になっている点も一致。
【問題2】解答:③ what 前置詞 on の目的語となる名詞節。先行詞がなく「本当に重要なこと」という意味を作るため what が正解。
【問題3】解答:② What 文全体の主語となる名詞節。he wrote の目的語が欠けた不完全文が続いているため、先行詞なしで使える what が正解。
復習チェックリスト [ ] what節が「節内での働き」と「文全体での働き」の両方を持つことを説明できるか? [ ] what節が主語になるとき動詞が三人称単数扱いになることを説明できるか? [ ] what と which の違い(先行詞の有無)を言えるか?


コメント