【基礎文法講義 第6講】前置詞+関係代名詞と関係副詞

基礎文法
  1. 先行詞が前置詞の目的語になっている場合の2つの表現
  2. 関係副詞
  3. 実戦演習問題
  4. 解答と構造解説&講義注釈

1. 先行詞が前置詞の目的語になっている場合の2つの表現

先行詞が関係代名詞節の中で前置詞の目的語になっている場合、2種類の表現が可能。

(1) 目的格の関係代名詞を用いる表現(前置詞は文末に残る)

I have a colleague (whom / that) I always rely on. 「私にはいつも頼りにしている同僚がいる」 (← I have a colleague. + I always rely on him.) *目的格の関係代名詞は省略できる。節内では前置詞の目的語が欠けている。

(2) 〈前置詞+目的格の関係代名詞〉を用いる表現

I have a colleague on whom I always rely. 「私にはいつも頼りにしている同僚がいる」 *前置詞のあとの目的格の関係代名詞は省略できない。 *〈前置詞+that〉は用いられない。(×)a colleague on that I always rely は不可。

2. 関係副詞

関係副詞は、基本的に先行詞が「場所」なら where、「時」なら when、「理由」なら reason なら why を用いる。ただし、先行詞だけで関係副詞を選ばないこと。

関係副詞は〈前置詞+目的格の関係代名詞 which〉で表せるものを、関係副詞1語で表したものである。よって、まず〈前置詞+which〉で表せることを確認してから、ふさわしい関係副詞を選ぶ。

例:This is the office where I first met my mentor. (= the office in which I first met my mentor) 「ここは私が初めて恩師に出会った職場だ」

*注意:関係副詞 how だけは例外的な使い方をする(〈整理して覚える〉「…するやり方」の項を参照)。

3. 実戦演習問題

【問題1】 This is the museum ( ) which the ancient manuscript was displayed for the first time. ① at ② by ③ of ④ to

【問題2】 Nobody knows the exact reason ( ) the negotiations collapsed so suddenly. ① where ② when ③ why ④ which

【問題3】 I still remember the summer ( ) we traveled across Europe together. ① where ② when ③ why ④ which

4. 解答と構造解説&講義注釈

【問題1】解答:① at was displayed at the museum(その美術館で展示された)という元の文から、前置詞 at が節内に残る。〈前置詞+which〉の形。

【問題2】解答:③ why 先行詞 the exact reason(理由)に対応する関係副詞は why。

【問題3】解答:② when 先行詞 the summer(時)に対応する関係副詞は when。

復習チェックリスト [ ] 先行詞が前置詞の目的語になる場合の2つの表現を再現できるか? [ ] 関係副詞は〈前置詞+which〉の言い換えであることを説明できるか?

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