英検の改定により重要度がさらに増した「要約問題」。
ただ本文の文章を抜き出して繋ぎ合わせるだけでは、高得点は狙えません。審査員に「高い英語力がある」と評価されるためには、適切な言い換え(Paraphrasing)と正確な文法力が不可欠です。
今回は、要約を作成する際に必ず確認すべき「3つのチェックポイント」を解説します。
- チェック①:完成した要約だけで「第三者」に意味が伝わるか?
要約の目的は、元文章を読んでいない第三者が読んでも、一卵性双生児のように同じ内容・論理構造を理解できる状態にすることです。
・自分だけにしか分からない省略をしていないか?
・指示語(it, this, call)の指す内容が曖昧になっていないか?
・因果関係(原因と結果)が飛躍していないか?
書き終えたら、一度「元の文章を知らない人」の視点で読み直してみましょう。
- チェック②:ケアレスミス(a/the・目的語・受動態)はないか?
要約では、小さな文法ミスが重なることで大幅に減点されます。特に注意すべきは以下の3点です。
・冠詞(a / the)の有無: 不可算名詞か可算名詞か、文脈上特定できるか。
・他動詞の目的語(O): 他動詞を使っているのに目的語を落としていないか。
・受動態の形: be + 過去分詞 の形や主語との整合性が正しいか。
- チェック③:文構造や動詞(V)を効果的に換えているか?
本文の単語や文構造をそのままコピー&ペーストするのは厳禁です。以下のような「構造の書き換え」を意識的に行いましょう。
・動詞の変更: 同義語や別の文脈の動詞に置き換える。
・品詞・節の変換: 「関係詞節」を「前置詞句」にコンパクト化する。
・態の変換: 「受動態」を「能動態」へ(あるいはその逆)切り替える。
【まとめ】
要約文を書き終えたら、必ず次の3点をセルフチェックしてください。
- 単体で第三者に伝わるか
- 冠詞・目的語・受動態のミスはないか
- 語句や構造を自分の表現に換えられているか
このプロセスを徹底することで、ライティングの得点は飛躍的に向上します!
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