【導入】
「長文問題を解いた後、丸付けをして解説を軽く読んで終わり」にしていませんか?
英語力を本気で上げたいなら、「解いた後の復習(精読)」こそが本番です。文章をただ追うのではなく、5文型と品詞の感覚を体に染み込ませる完全復習法を解説します。
- 長文復習の「6つの手順」
以下の手順で1文ずつ丁寧に解剖していきましょう。
- 解答根拠の文章にアンダーラインを引く: ピリオドからピリオドまで(. 〜 .)の1文全体を特定する。
- 品詞分解(SVOC + 節のかたまり): 主語・動詞・目的語・補語を明確にする。
- 意味が正しく理解できるか確認: 日本語訳を作らなくても、構造通りに頭から理解できればOK。
- 接続詞の確認: 節(S+V)を作っているかチェックする。
- 動詞の分類: 自動詞か他動詞かを判別する。
- 修飾語(形容詞・副詞)の対象特定: どの名詞や動詞にかかっているかを見る。
- 実際の例文で品詞分解をやってみよう!
以下の複雑な一文を復習する例を見てみましょう。
Walker and Hill(S) believe(V) that [since such harmful interactions(S) are almost guaranteed(V) to occur], isolation(S) is not(V) sustainable(C) ( in the long term ), and controlled contact(S) is(V) more humane and ethical(C).
【この一文のポイント解説】
・全体の骨組み: Walker and Hill が主語(S)、believe が他動詞(V)、that 以降の巨大な節全体が目的語(O)です。
・副詞節の挟み込み: that 節の中に、since から始まる理由を表す「副詞節」が挟み込まれています。
・前置詞+名詞: (in the long term) は副詞として機能しています。
- 精読(1文の深い理解)の先にある「速読」
「精読ばかりしていると読むのが遅くなるのでは?」と心配する声もありますが、それは間違いです。
複雑な文構造でも頭から一瞬で品詞(かたまり)として捉えられるようになると、「精読=速読」の領域に到達します。
長文問題集を何冊もこなすより、1冊の長文を完璧に品詞分解して読み込む復習を始めましょう!
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