【基礎文法講義 第12講】目的語が動名詞と不定詞で意味が変わる動詞

基礎文法

1. 動名詞と不定詞で意味が変わるおもな動詞

同じ動詞でも、後ろに動名詞(doing)が続くか不定詞(to do)が続くかで意味が変わるものがある。

  • remember doing「(過去に)…したことを覚えている」
  • remember to do「…することを覚えている/忘れずに…する」
  • forget doing「(過去に)…したことを忘れる」
  • forget to do「…するのを忘れる」
  • regret doing「…したことを後悔する」
  • regret to do「残念ながら…する」
  • try doing「(実際に)…してみる」
  • try to do「…しようとする」
  • mean doing「…することを意味する/(結果として)…することになる」
  • mean to do「…するつもりである」
  • need doing「…されることが必要である」(= need to be done / want doing)
  • need to do「…することが必要である」
  • go on doing「…し続ける」
  • go on to do「続けて…する/次に…する」

2. 差がつく!重要識別ポイント

① 動名詞:すでに行った(過去の)行為 / 不定詞:これから行う(未来の)行為

例:

  • I remember locking the door before we left.(出かける前にドアに鍵をかけたことを覚えている=過去の行為)
  • Please remember to lock the door before you leave.(出かける前にドアに鍵をかけるのを忘れないで=これからの行為)

② need doing の特殊性

need はふつう不定詞を目的語にとる動詞だが、need doing の形だけは受け身の意味(need to be done)になる点に注意。 例:This old bicycle needs repairing.(この古い自転車は修理される必要がある=修理されるべきだ)

3. 実戦演習問題

【問題1】 I’ll never forget ( ) the northern lights for the first time; it was breathtaking. ① to see ② seeing ③ see ④ seen

【問題2】 Don’t forget ( ) your passport before you head to the airport tomorrow. ① bringing ② to bring ③ bring ④ brought

【問題3】 The kitchen floor is filthy; it really needs ( ) before the guests arrive. ① mopping ② to mop ③ mop ④ mopped

4. 解答と構造解説&講義注釈

【問題1】解答:② seeing forget doing「(過去に)…したことを忘れる」の否定形。「初めてオーロラを見たことを決して忘れない」という、すでに経験した出来事について述べている。

【問題2】解答:② to bring forget to do「…するのを忘れる」。「明日空港に向かう前にパスポートを持ってくるのを忘れないで」というこれからの行為。

【問題3】解答:① mopping need doing で「…される必要がある」という受け身の意味。「客が到着する前にモップがけされる必要がある」ということ。

復習チェックリスト [ ] remember/forget/regret/mean/try が動名詞と不定詞でどう意味が変わるか説明できるか? [ ] need doing が受け身の意味になることを説明できるか?

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